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ギガトン苦闘編 〜5歳〜 |
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去年のの1月に勝利を挙げてから、勝ち星に見放されっぱなしのギガトン。
1997年の京都記念から、1998年の大阪-ハンブルグCまでに、24連敗にまでなっていた。レースに何度出れども勝てないギガトン。
レースに出過ぎるから勝てないとの声もあるが、レースに出走しまくるからこそのギガトン。何とか勝利を挙げたいところである。これまでに挙げた4勝の2勝が重馬場での勝利。雨に降ってもらいたいところだ。
そこで迎えた4月26日の丹沢S(1600下)。雨が降り、馬場は不良という、絶好のギガトン日和である。
この絶好の条件で、ギガトンが燃えないはずがない。鞍上の的場の好騎乗もあって見事勝利を収める。
しかし、次走の緑風S(1600下)では、2400mのレースにもかかわらず、1000mの通過タイムが58秒台という猛ラップを刻んだ挙句、1着のゴーイングスズカから、4秒9遅れの最下位。
タイムオーバーで、一ヶ月の出走停止処分になってしまいました。でも、ギガトンにとっては良い休養か?ひょっとしたら、ギガトンは勝利よりも、休養が欲しかったのかもしれない。
6月28日のグリーンS(1600下)では自身初の競争除外をくらう。なんてこったい。右寛ハ行の為らしいが、大丈夫か、ギガトン?
気分を切り替えて、岩手は水沢で行われるマーキュリーカップに出走。自身初の地方交流レースである。
地元の英雄メイセイオペラが断然の1番人気に押される中で、ギガトンも3番人気となかなかの人気。
3走前に、中央の準オープンレースを勝っている事もあってか、期待は大きかった。が、6着に敗れる。
そして・・・ギガトン骨折!
8月5日の調教中に右前足剥離骨折してしまったギガトンは、戦線離脱。あれほどのタフさをを誇ったギガトンも、ついに引退してしまうのか!?
4歳時の戦跡:
10戦1勝 (1・0・0・9)
通算成績 : 51戦 5勝 (5・3・6・37)
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