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人名事典

 重要度は高等学校の歴史教育における重要ポイントの目安として乗せてみました。ここでいう教科書は山川出版社の2002年度版の「詳説 世界史」を参考にしています。

 重要度:☆☆☆☆☆   教科書に太字で記述されている人物。
 重要度:☆☆☆☆    教科書に記述されている人物。
 重要度:☆☆☆      教科書の欄外、資料集に記述されている人物。
 重要度:☆☆        資料集などにも滅多に登場しない歴史上の人物。
 重要度:☆         歴史には登場しない作品の中だけの架空のキャラクター。



パラケルスス (1493〜1541)
 PARAKELSS.JPG - 10,137BYTES 重要度:☆☆
(ピルグリム・イエーガーより)

 医師、錬金術師として才能を発揮。。
 金を創るといわれる「賢者の石」を所持し、「ホムンクルス」という人造人間を作ったという伝説をもつ。
 著作に、『オプス・パラミルム』『ヴォルメン・パラミルム』『聖餐論』『アルキドクセン』『妖精の書』など。



バルシネ (Balsine)
  重要度:☆☆
(ヒストリエより)

 アケメネス朝ペルシアの指揮官、メントルの妻。彼の死後はメントルの弟メムノンの妻となる。イッソスの戦い(前333年)の直後、捕虜となりアレクサンドロス大王の愛妾となり、一子ヘラクレスをもうける。
 ペルガモン地方の統治をまかされるなど、政治的な才覚にも優れていたようだ。大王亡き後はディアドコイ(後継者)戦争に巻き込まれ、母子ともに殺されてしまう。



ハルパゴス (Halpagos)
 HALPAGOS.JPG - 27,636BYTES 重要度:☆☆
(ヒストリエより)

 メディア王国の将軍。当時のメディア国王アステュアゲスから、息子の肉に食わせるという仕打ちを受ける。
 その後、機をうかがいキュロスの反乱を促し国を裏切って、メディア王国を滅ぼす。



ハンニバル (Hanibal) (前246頃〜前183頃)

 HANNIBAL.JPG - 13,810BYTES 重要度:☆☆☆☆☆
(ヘウレーカより)
 
 カルタゴの将軍。カンネーの戦い(前216)では、戦場が開けた平野であったにも関わらず、7万6千のローマ軍を、5万のカルタゴ軍で包囲殲滅するなど、ローマ帝国に脅威を与え続けた名将。
 ローマから膨大な賠償金を課せられた時は、経費節減による行政改革を徹底させこれを完済するなど、政治家としても一流の手腕を発揮した。
 しかし、ポエニ戦争時から本国との連携が思うように取れず、最後は亡命を余儀なくされ服毒自殺した。



フィリップ2世 (Philippe U) (1165~1223) (位1180〜1223)
  重要度:☆☆☆☆☆
(ジハードより)

 カペー朝フランスの王。イギリス王ジョンと戦い、大陸のイングランド王家の領土の大半を奪う。
 現実主義者であり、十字軍には早々に見切りをつけ撤退し、領土の拡張に専念した。
 フランス最初の偉大な王と評価され、尊厳王と呼ばれた。



プガチョフ (Pugachov) (1742頃〜1775)
  重要度:☆☆☆☆☆
(女帝エカテリーナより)

 1773年農民を率いて大規模な農民反乱を起こすも、1775年には鎮圧され処刑される。



フランシスコ・ザビエル (Francisco Xavier) (1506頃〜1552)
 F_XAVIER.JPG - 25,270BYTES 重要度:☆☆☆☆☆
(ピルグリム・イエーガーより)
 
 スペイン、バスク地方ナバーラ出身。ナバーラ王国宰相であったザビエル城主の息子として生まれる。
 イエズス会の一員として布教に貢献。インド・東南アジアに布教活動し、その献身的な姿から「聖なるパードレ」と呼ばれる。1549年には日本にも来航した。1952年、熱病にて死亡する。



フランチェスコ・マリア・デ・ローヴェレ (1490〜1538)
 F_MARIA.JPG - 13,179BYTES 重要度:☆☆
(ピルグリム・イエーガーより)

 教皇シクストゥス4世やユリウス2世を輩出した名門の、デッラ・ローヴェレ家出身。
 ウルビーノ公の位を継ぐも、1516年教皇レオ10世に破門され追放されると、小ロレンツォがウルビーノ公の座につく。
 1519年、小ロレンツォが死ぬとウルビーノ公の座に復帰した。



ブレジネフ (Leonid Il'ich Brezhnev) (1906〜1982)
  FILE0006.JPG - 8,106BYTES重要度:☆☆
(パイナップルARMYより)

 スターリンの死後一時左遷されるが、フルシチョフ失脚後、共産党書記長としてソ連の指導者となった。
 コスイギン首相、ポドゴルヌイ最高会議幹部会議長と集団指導体制を敷く。
 冷戦時代を象徴する、ソ連の代表的な指導者。



ベルナール・ギィ (Bernardo Gui (1261頃〜1331)
 BELNAR.JPG - 20,205BYTES 重要度:☆☆
(ピルグリム・イエーガーより)

 最も有名とされる異端審問官1307年から1323年までトゥールーズで、16年にわたってその職についていたが、在職中に扱った多くのケースのうち、死刑を宣告したのは40件といわれる。 著書に『異端審問の手続き』がある。



ポチョムキン (Potemkin) (1739〜1791)
  重要度:☆☆
(女帝エカテリーナより)

 ロシアの女帝エカチェリーナ2世の数多く居た愛人の一人だが、彼が他の愛人と異なるのは、軍事的・政治的センスをも持ち合わせていたこと。
 その死に際し、エカチェリーナ2世は大いに悲しんだという。