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　ひぐちアサの初期作品「ゆくところ」にセガサターンが登場。小さなコマなので見逃してしまいそうですが、TV画面を見るとRPGっぽいかな？同性愛者と身体障害者の高校生の交流を描いた作品ということで、それだけでインパクトがありますな。

　「ゆくところ」「家族のそれから」に「ヤサシイワタシ」とひぐちアサの初期作品は結構重めの話が多いですが、個人的には面白かった。好みは分かれそうな作品群なので、「おおきく振りかぶって」でこの作者を知った人が気に入るかどうかは微妙なのですが。


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家族のそれから　P201



　性格的に破綻しているヒロインとの大学生活を描いた「ヤサシイワタシ」に、卑屈なエースが主人公の高校野球漫画「おおきく振りかぶって」個人的にはどちらもお勧めですが、「おおきく振りかぶって」のほうが万人向けかなあ。「ヤサシイワタシ」はとにかくヒロインが強烈な印象を与えてくれることは請け合い。



DATA


タイトル：家族のそれから

作者：ひぐちアサ

出版社：講談社

掲載誌：アフタヌーン

発売日：2001年6月22日

価格：505円



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